2011年12月29日木曜日

渋谷のすずめの御宿は、味と歴史がうまい。



今回も写真はありませんが、

それでも1軒、お店を紹介したいと思います。(笑)

渋谷にある、すずめの御宿という店。

「あぁ、あそこね」という方は結構いらっしゃるんではと思うんです。

これからお話しますが「ほんとにほんとの、隠れ家的お好み焼き屋」です。

そうである理由、ここが肝になります。



この店の立地というのが本当に変わっていて、男女で初めてのデートでいくと

ほぼ間違いなく勘ちがいされるような場所にあります。

(それを一つの”賭け”として使ってみるのもいいかと思います)

なので、まだ行ったことない人と行くと、行くだけでもかなり楽しめるお店であることは

間違いありません。


※ここで1つだけ気をつけていただきたいのが、
同名の「すずめのおやど」という店が同じ渋谷にあるということです。
”おやど”が”御宿”のほうです。
その日最初、間違えてそちらへおじゃましてしまいました。


さて話を戻しまして、”御宿”の方。こちらは「風情のあるオシャレな日本家屋"ふう"

といったところでしょうか。昭和、レトロな、というか。京都にあってもおかしくないような

とにかく周り(ラブホ街)の雰囲気にそぐわない佇まいにまずは驚きます。

中に入れば、暖簾に畳、そして赤や朱色の柱や絨毯。そして着物まで飾ってあり、

ここまでくると、これっておしゃれ?なのか?と思ってしまうほど。

2階へ上がる階段も、角度もやや急です。ちょっとやりすぎじゃ・・・

なんてブツクサいいながら、集合場所の2階へ。



食事の方はというと、お好み焼きもんじゃ鉄板焼き、はどれも美味。

デザートも数点ありましたが、ブルーベリークリーム焼きというのがとんでもなくうまい。

まぁこのあたりはグルメサイト(こことかこことか)にお任せします。

味に文句なし!ただ、窓の隙間風が冷たかったです。ここも何とかすればいいのにな。

とブツクサ。



とはいえ、食事やお酒はうまかったし満足してさあ帰ろうと、

いう話になったとき、その日の一番のサプライズが起こりました。

隣で飲んでいた人がポツリ言った一言です。



「ここはさすが、遊郭だっただけあるなぁ」



・・・・


あ?


遊郭?


たしかにこの立地にしてこの佇まい、そして店内の内装、階段の角度に窓の隙間風(笑)


・・・・


なぁぁぁーるほど!


でなきゃ、こんな場所にこんなレトロな雰囲気の店なんて出すはずがないよなぁ。

いや待てよ、渋谷に遊郭なんてあったのか?

と、調べてみるとたしかにありますね。(こちら)。以下、一部抜粋いたします。

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甲州街道の脇街道である旧大山街道は現在の渋谷宮益坂から
渋谷駅前を経て道玄坂に至るルートで、道玄坂に沿った町が
かつての宿場町であった。
円山町はその道玄坂と神泉谷の間の丘の上の町で、明治以降
花街(三業地)として栄えた。昭和40年に料亭84軒、芸者170人が
居たというから大きな遊里であった。それらの敷地はかなりが
ラブホテルなどの建物に建て替わっているが、その間にかつての
建物がわずかながらに残っている。

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へぇ~

知りませんでした。ここの情報によると神泉もまた遊里だったそうで。

渋谷の意外な一面ですね~。そして、いろいろと納得。

今度行くときは、そういうことを意識しながら行ってみたいと思います。

お好み焼きの味よりも歴史や立地が記憶に残るお店、なのでした。


すずめの御宿

東京都渋谷区円山町9-3
03-5458-2760
食べログ


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