悩んだ時にはこうしろ、というときに
「頭で考えない」
という話はよく聞くと思います。わかるけどさ〜で、どうするのよ?ていう人も多いと思います。自分の場合はこうする、というのを紹介します。僕はこれでほぼ悩まなくなりました。
悩んでいるとき、きっと頭の中で複数の事柄についてあれこれ思考を張り巡らせている状態と思いますが、頭で考えて解決できることは少ないのでは?と思うのです。なぜなら途中でいろんな雑念が入るから。お坊さんでない限り、常に周りの物や音が入ってくると反応してしまい、脳内CPUの処理能力が落ちてしまいます。そんな低スペックPCで処理してもベストな解は得られないし、得られたとしてもかなりの時間がかかるでしょう。半日?一日、もしくは一週間。そんなに悩んでいられないですよねぇ。
なのでこういうときは、紙に書く。
「紙に書くと悩みは問題点になる。」
と、どこかの本でも読んだのですが、文字にするとたしかに目に見えて頭で認識するので自然と解決へとベクトルが向かうのです。僕の場合、その書くということにある工夫をすることにより、より一層効率よく解決できるコツを見つけました。
ポイントは「しゃべるように書く」ことです。
以下は、実際に悩みを書いて解決したときのことを(話の内容をアレンジしつつ)紹介します。
「職場のAさんからのあの一言が気になって明日から会うのがイヤで・・・」
という悩みを持ったZ子さんがいた、とします。
(こういう人間関係の悩みは頭だけで考えると深みにハマるので、書きましょう!)
さて、まずは書く準備をします。
<書くもの>
鉛筆、ボールペン何でもいいですが、自分が気に入っている書きやすいものを選びます。で、もちろん紙に書きますが間違えても日記帳に書かないようにしましょう。これから書くことは人に見られないようにしなければならないのです。書いた紙はポイっと捨ててしまえる、そんな"雑"な紙がベストです。もちろん、高級紙もだめです(笑)
僕はよく無印の週刊誌サイズの落書き帳を使います。これは安いし、書いたら破ってもいいので使い勝手は良!です。
<書く環境>
誰もいない場所。自室がいいです。図書館やカフェなど周りに人がいる環境は周りの目が気になるのでおすすめしません。それこそはやく朝起きて部屋でやるってのもいいです。
では準備が整ったら書き始めます。
とにかく文体や表現や文法、漢字などは関係なく、しゃべるように書きます。
こんな感じ。
「あぁもうあいつの一言が気になる。気になる。。なんであんなことをわたしにいちいちゆーんだろう。理解できない、まったく理解できない、あいつのせいでどれだけわたしが悩んでいるか、ほんとおしえてやりたいよ、ほんとだめだなんかもー今日会社いきたくねーよばかやろう」
みたいな感じで、思っていることを書きます。すばやく汚くがポイント。しゃべるように書くので当然そうなります。どうせあとで捨てるし、正直読めなくてもオーケー。こうやることで頭で考えるスキを与えません。
そんな愚痴をしばらく書いていってから、次に自分がどのポイントにどう悩んでいるかを自問自答します。
「てか、言われたわたしもどこに反応してこんなに悩んでるかわからん。どこだ?あの言い方?言っている内容?いや、あいつの顔か?なんだどれなんだ。んーーなんだろう、あぁ待て待て、あいつに言われる前にあの店の店員の態度が悪かったのがちょっとむかついたっけ。なんかさー対応悪いしさーあのコンビニサイアクだよ。」
なんでこんなに腹が立ってるのか?を探します。探すために思い出す過程もすべて書きます。ほんとに誰かとしゃべっているように書きます。すると、色々な気づきが見えてきます。
Z子の場合だと「会社のあいつに言われたこと」がむかついた。と”頭”では思っていたけど、よくよく思い出してみると、その前に近くのコンビニでの店員の対応の悪さに腹を立てていたなぁ、ということに気づいたわけです。
次の展開は。
「腹を立てて会社に帰ってきたわけさ、わたしはさ。そうしてあいつとA子と3人で話してて、あいつが言ったわけだよ、”だからA型はさ~”みたいな言い方。そこなんだよねぇ~むっかついたわ。でもコンビニで腹を立てて帰ってこなかったら、そんなに腹を立てるような内容か?素のときなら割と笑って返しているかも?私?」
となったりする。はい、これで解決。今回は
「コンビニでの出来事によって腹が立った状態で言われた些細な一言に腹が立った。 」
とわかりました。自分に非があったのです。
僕は普段パソコン相手に仕事をしているので、うまくいかないときは特にイライラしながらやってたということもあり、何も悪気のない仲間の言葉にイラッときたりしたことがありま
した。湿っているところにはカビが生えるように、イラッとくるときはたいてい自分の中に”湿った部分”があり、それが温床となりイライラがわいてくるからなんですね。そういうことも書くことで理
解できました。
ここまでの作業でだいたい30分です。書くことに慣れることも必要ですが、それでも1時間あれば大丈夫だと思います。もし解決できなかったとしても、1日おいて続きをやってみる、などするとだいたいは解決に結びつけられます。もし解決できなくても、悩んでいるときよりはずっとだいぶ楽になると思いますよ。解決していっているのですから。
こういう風に「悩んだら書く」という習慣をつけると、自分の弱点がよくわかるようにもなるので普段から悩んだりしなくなります!
興味のある方はぜひどうぞ。
※2011年10月29日:追記
「書くこと」の応用、更なる深み、味わいについてはこの本がおもしろいです。
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